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Author:ikasaki2010
”やめるのやめる”のを繰り返す天邪鬼

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えるもの採取日記
【注意】オンナノコドーシの関係を描いた話に関するチラシの裏。そう露骨な表現はないと思いますが、各作品の想定読者層は問わない為、ヲンナコドモの閲覧は全く考慮してません。嫌な人は退避願います。
コンプエース・2009年8月号(コミック誌・角川書店)

藤真拓哉「魔法少女リリカルなのはVivid」は2回目。ヴィヴィオの『大人化(StrikerSでの設定では確か15歳相当)』は、本当に単なる『大人化』でしかなく、『聖王モード』とは無関係だそうで、現にそのカッコのままフツーに日常生活を送れるようです。となるとこんな可愛い上に血が繋がらない、どころか7歳位しか離れてない娘が恋人と同居する事になる訳で、フェイトさんが心配するのも致し方無しと云えましょうか(何か根本的に違うような気もしないでもありませんが)。

一方ナカジマ家の日常生活の方ですが、こちらもまぁなんというか。”年々亡き妻に似てくる上に全然血が繋がっていない、自分を無条件で慕う娘(=ギンガ)”の存在ってのはゲンヤにとって大概目の毒のような気がするんですが、その辺はどう折り合いを付けているのか心配になってまいりますが、このページ的には果てしなくどうでもよい話なんで詳細は同人誌でも読んでください。結構沢山あります。そしてラストシーン。またもやドラマCD聴いてないとさっぱり誰だか判らない人が登場しましたが、これはこのシリーズでは良くある事(A’sのリニスとか典型ですな)なんで大人しく「サウンドステージX 犯人はヤス」聴いてください。


エロきゅん実験室(広輪凪・オークスXOC)

「すとぽに」作者の初『成年』単行本という事で押さえてみた訳ですが…あぁこりゃ駄目だ(笑)。♂♀モノとかどーとかいう前に、フリークス大量発生の超上級者向けジャンルで御座いました あれだ、”ゲーメストで描いてた古葉美一って別ペンネームでまだ漫画描いてるんだって”とか聞いてググって買っちゃったみたいな感じと云えば大体伝わるのではと(笑)。かけらも♀♀なシーンはない上に、ヒロイン生えちゃったりもするんで、見なかった事にしといてください しかし、巻末の短編は何処かで読んだ記憶が…無かった事にしてたのか?


コミックアライブ・2009年8月号(コミック誌・メディアファクトリー)

いけだたかし「ささめきこと」は第28話。前号登場の後輩2人が『彼女達』の関係を引っ掻き回し始めた…のは確かなんですが、予想とは違う方向に動いてきました。つまり恋のライバルとかいうんじゃなくて、”お兄様、貴方は堕落しました”と云いに来た訳ですな(お兄様ちゃうけど)。ぎこちない汐の様子を純夏は(例によって自分勝手に)勘違いしてしまい、状況はますます混迷の度合いを増しております。恐らく一番簡単に解決できた筈の朋絵の仲介も期待できん状況となってしまい、こっから一体どーすんだという気もせんでもありませんが…さてどーしたもんだろうねぇ。


コミックハイ・2009年7月号(コミック誌・双葉社)

「ちゅーぶら!!」なんぞアニメ化して大丈夫なんか?という声もありますが、そもそも「こどものじかん」が出来た時点で恐れるものは何も無いというか、ちったぁ恐れてくれよというか、まぁそんな感じの今月のコミックハイです。恒例の○学生の自家発電話が1本から2本に増量され、ますます少年向け少女漫画誌のお題目からかけ離れていっておりますが、もう今更って感じですな。

今月最大のトピックは棚差し状態でも判る通り、玄鉄絢のゲスト参加にありましょう。「caterpillar&Butterfly」と題された短編で、冴えない黒髪ロング眼鏡っ娘と彼女に恋しちゃった美容師のお話となっております。いわゆる寸止め系(キスすらなし)という事で、全般的にセクシャル方向に振り気味のコミハイ連載陣の中では浮いている印象もあります(ト書きだけとはいえ♂同士のセック○シーンまで描いちまった前科あるしな>コミハイ)。次作は…どうなんですかね?取り合えずこの手の作品は単行本に収録されないものとして扱うのが正解なんで、早めの確保をお奨めします。

通常モードではこちらがメイン、森永みるく「GIRL FRIENDS」は23話。こないだのカラオケでの一件で火がついてしまったあっこと、逆に気持ちを無理やり押さえつけるようになったまりの小さな擦れ違いが描かれております。でまぁ、人の振り見て何とやらではありませんが、ようやくマズい状況になりつつある事に気が付いたあっこがどうでるか?という所で以下次号と相成る訳ですが…欄外には無慈悲にも次回休載の文字が(泣)。また悶々と待たされる訳ですな、引っ張るねぇ。

 


まんがタイムきららフォワード・2009年8月号(コミック誌・芳文社)

最近は”ちゃぶ台に両手掛けた状態”で仕事を続けております なんつーかもう、私に限らず現場の人間が経営側から足元見られまくってまして…私ゃ背負ってるモノが少ないんで、いざとなったら逃げ出すだけですが。そんなこんなで色々忘れたまま酒飲んでしまい、あぁそーだった購入するの忘れとったみたいな状況に散々陥っておりますが、それはそれとして。

世間的には今月はやっぱり「けいおん!」の番外編なんだと思いますが、あんまり興味がないんでパスしておきます(つーか、アニメ版はおろか、原作版もちゃんとチェックしてないし。本棚に単行本は2冊ともあるのに(馬鹿))。

という訳で今月の個人的トピックスといえばむしろこっち、秋☆枝「純真ミラクル100%」と松沢まり「さんぶんのいち」のフォワード移籍の方です。エール休刊の荒波を乗り越えて生き延びた2作品なんですが、初期はともかくあんまり果物関係ない展開になってしまい、そーいう意味ではなんだかなぁと思わんでもないです やっぱり「いすずさんフルスロットル」をなんとか…。今月のネタとしては前者の方が少し美味し目です。ヒロイン・モクソンとパクリ娘・オクソンの成り行きデュオがようやく始動を始めた訳ですが、日常も同棲してるのはともかくとして、なんでこの二人の部屋にはベットが一つしかないんでしょうか?(笑)

で、ここからは通常連載作に触れて行きます(「メガミのカゴ」は恐らく単行本作業で休載)。里好「トランジスタティーセット」は第10話。前回から登場のロボット部凸凹コンビの話が続きますが、ロボコン話は軽めに流し、資金稼ぎの為と称してみどりの店でのバイトと相成りました。そもそもまるで客のこないメイド喫茶にバイトが必要かどうかはともかく(ちなみにすずは向かいのパーツ屋でクダ巻いてただけでした)、ようやく本題に入りそうな流れになってきました。

真田一輝「執事少女とお嬢様」は2回目。定番通り学内では猫かぶっていたお嬢様・沙綺の『本性』が描かれる訳ですが…えーと。彼女はまぁなんといいましょうか、実姉の枕抱えて自家発電に走る危ない人だったという事で。良かったじゃないか、目論見通り執事として迎えられて(棒)>ひなた

卯花つかさ「天秤は花と遊ぶ」は第10話。いきなり部外者たる後輩・みそらに愁の吸血性癖がバレてしまい…といった所から始まった訳ですが、例によってノー天気の極みたる謳子さんがゴーインに解決した事にしてしまいました。みそらの抱える深甚な嫉妬心はともかく、『流され者』・愁の苦悩は尽きない訳ですが、さてどうしたものやら。

高木信孝「温泉惑星」は第5話。今月のゲストはかつて作成したパンフのカメラマンを務めた女性・ロサ=リスとなりました(この人もホンマモンくさい)。相変わらず温泉入ってオンナノコドーシの軽いスキンシップだけで話が終わってしまいますな こんなら別に『4姉妹』で良かったんじゃ…いやまぁ、今後の事も考えればストーリー上の『逃げ場』作っとかないと危険なんでしょうけど

取り合えず今月はこんな感じで。888「乙女王子」も一応対象作なんですが、どうもイマイチのり切れんのでしばらく保留という事でお願いします。


まなつラビリンス・2巻(桂よしひろ・幻冬社バーズC)

なんちゃって漂流教室漫画の続刊にして最終巻です オチに関しても微妙に「漂流教室」ネタを使っているような気が。2巻冒頭から誰も入れない筈の学校にあっさり入ってきた新キャラ・シャーロットがガチな人だった為、微妙にお互いを意識し合っていたメンバー内に”エッチな雰囲気(笑)”が醸成され、エライ事になりつつあったのですが、結局キス止まりで終わってしまいました(いや、シャーロットとその『嫁』・華はエライ事になってたような気がしますが)。

1巻段階でも書いた通り、個人的にはあまりに肉感的過ぎて(控えめな表現)、絵的にはあんまりソソられなかったのは事実なんですが、徹頭徹尾”閉鎖空間に閉じ込められたオンナノコたち”をあんまり深刻にならずに描いていた作品で、あらすじから受ける暗さは微塵もないんで、そーいう意味では読みやすかったと云えましょう。取り合えず表紙絵の印象が全てなんで、これで大丈夫だった人はチェックしても良いかと。


大正野球娘・2巻(伊藤伸平・徳間書店リュウC)

単なる女子校モノじゃねーかという声もありましょうが、そもそもこのページではそーいうのも対象に含まれてますんであんまり気にせずにいってください。という事で、いつもの面子でお送りするアニメ版の放送も間近に迫り、売れる内に売ってしまおうとばかりに原作3巻も出てるみたいですが、取り合えずコミカライズ版の2巻が登場しました。

1巻のメンバー集結編では個々の繋がり等、まだしも要素があったんですが、ここから対戦相手である♂キャラが大挙登場、果物ネタとしては極めて薄い話になっております。あんまり期待して読む人もいないとは思いますが、アニメ版でどう料理するか、ってのもちと楽しみというか不安というか…。

あぁそーだ、前回何故か(笑)収録されなかった第2話が、第11話として改めて収録されております。まぁいきなり後日談っていう構成もマズかったんでしょうが(ダグラムじゃないんだから)、この作者(原作者ではなく)のノリとしては至っていつも通りなんで、収録されてホッとしてる所ではあります。…まぁ、アニメ化以後に購入したニワカさんがポカーンとするのは確実でしょうが。


季刊エス・27号(コミック情報誌・飛鳥新社)

今月号の平尾アウリ「まんがの作り方」に”インタビュー記事が載っている”という話だったんで買うてきたんですが、直球で第一特集が「百合の薫り」でした。コミック誌というよりは作画技術系の情報誌に近い本ですが、さてどんなものだったかというと。

まずはインタビュー記事。ここは前述の平尾氏に加え、志村貴子(「青い花」)、いけだたかし(「ささめきこと」)、タカハシマコ(「乙女ケーキ」)の4氏が挙がっています。現状であんまり露骨な♂視点が入ってないとなるとやっぱりこの辺が無難な気もしますし(最後の人はどうだろう?)、それぞれ長めの記事になってますんで、興味ある方は読んどいてください。

で、実はここからが割と意表を突かれました。いわゆる戦前少女雑誌について触れた後、当然のように吉屋信子に行って、最後がアニースの元編集絡みの対談記事で締められています。現状の「百合(ブーム)」ってのはこーいうリアルな人にとってどーなんか?というのはちょっと聞くのが怖い部分もあるんですが(そもそもこのページ自体が『♂の妄想視点で語るオンナノコドーシ』である訳で、実践系の人にとっては噴飯モノでしょうし)、非常に貴重な意見ともいえますんで ネット上でそーいう視点で語ってる人も居なくはないんですが…まぁなんつーか色々ありますし、興味ある方は読んどいてください。

全体として、この手の特集記事としては高尚に過ぎる感もなくはないんですが(今回初めて買うたんですが、どういう人が読む雑誌なのか、正直良く判りませんでした>エス)、何にせよ『特集』と銘打つだけのモノはあると思いますんで、興味ある方は読んどいてください(大事な事なんで3度いいました)。


MCあくしず・13号(ミリタリー誌・イカロス出版)

不吉な番号・第13号という事で巻頭特集は自衛艦となりましたが 他意はありません(棒) 、まぁ正直そんなんどーでもいいので本題に入ります いや、イラスト1枚は対象といえなくもありませんが

栗橋伸祐「黒鉄ぷかぷか隊」は第13話、ジョンブル果物姉さん率いるアルデバランとのリベンジ戦の決着編となります。先手を取られた挙句に主砲の旋回が出来なくなった畝傍が、どのように彼女らを撃退したのかは本編読んでもらうとして、我等が間宮さんの受難は留まる事を知りません。今月は遂に愛する九鬼副長に強制フェイスシット攻撃まで食らう羽目となりましたが、良く考えると受難というより役得なような気もしないでもありません。相手がど天然だからねぇ…苦労するわな。


熱帯少女(吉富昭仁・一迅社百合姫C)

今月yhCの4冊目(しかし、「飴色紅茶館」のAmazonの発送予定がいつのまにか12月になってるんですが)。巻末の後書きにもあるように”「夏」「田舎」「主要人物のみ登場」の括り”で作られた短編集となっとります。対象作は、

  • 「夏の始まり」…二人だけの海水浴。じゃれ合いがいつしか妙な方向に展開していき…
  • 「SUIKA」…間近に迫った転校を前に伝えた本心。そして一年後、その想いは叶えられたのだが…
  • 「夕立気分」…完璧超人な『恋人』との、一線を越えられない関係。それじゃ満足できない『彼女』はとうとう『彼女』 を押し倒してしまうのだが…
  • 「sketch」…愛する先輩の為に自分の絵を描いて欲しいという親友。 内心に複雑な想いを感じながらその絵を描き上げる少女だったが…
  • 「夏の蟻」…ちんまりでお子ちゃまな後輩との関係。いつの間にか主導権を握られていた『先輩』は、 ステップアップの局面でも先手を取られてしまい…
  • 「体内回帰」…夏のプールの後。誰もいない講堂の暗幕の下で繰り広げられる逢瀬の話
  • 「秘密のせせらぎ」…『口付けの夢』を見て以来意識しすぎでギクシャクしてしまった親友との関係。 久々の二人だけの状況に誤解が重なって…
  • 「夏といえば…」…引越しによる別離を前に二人の夏を満喫しようとイベントを積み重ねる幼馴染みの話
  • 「バースデイ」…「sketch」でフラれた先輩と、その親友の話

の9本。描き下ろしの「バースデイ」を除いて全て百合姫Sでの発表作となっとります。何度も書く通り、個人的にはどうにも電撃系での仕事の印象が強すぎて、イマイチ果物ネタといわれてもピンとこない方なんですが、一般的にどうなんでしょうか?


comicリュウ・2009年8月号(コミック誌・徳間書店)

「あんだけ鳴り物入りで予告しておいて、隔月連載の上に実質11ページしか載ってねぇってのはどーいう事だ?」と思うか、それとも「まぁ火浦先生のオトモダチだしなぁ」と思うかは、人それぞれだとは思いますが、まぁそれはそれとして。8月号だから怪談話とか典型的なネタかましている中堅(もうベテラン、かねぇ…)もおりますが、それもそれとして。今月のリュウいっときます。

平尾アウリ「まんがの作り方」は14回目。なんとか双方とも連載が軌道にのったようですが、相変わらず進展がないようなあるような関係を続けている少女漫画家カップルのご様子が描かれております。単行本2巻が8月との事。

その「まんがの作り方」も受賞した龍神賞の5回目選考結果が出ました。で、銅龍賞3作のうちの一つ、福井芽依「なおるなおる恋の病」がこっち方面のネタを扱っております。選考者二人が「どちらも最近の萌え絵で僕の好みではないけど」と書いている通り(笑)、割と最近の絵柄で、この賞取った人の中では一番読みやすい絵ではありました(5ページしかない上、結構黒い話ではありますが)。今月号ではその他、先日の退魔巫女双子の話の続編(夢乃むえ「黒ぶち猫のタンゴ」)が載っとります。

天蓬元帥「ちょいあ!」は前回明かされた『まわたの本心』絡みでどうにかしてくるのかと思いきや、フツーにしようもない話に舞い戻りました。劇中の「COMICリュウってなんか百合作品が多くない?」なるメタ発言には同意しますが、相変わらずまとまりの無い展開だねぇ…。


PUREまりおねーしょん・1〜3巻(高木信孝・一迅社百合姫C)

怒涛の一週間が終わり、ようやっと行けた本屋で万札飛び交う状況と化しておりますが、まぁ毎度の事なんであんまり気にしないでください。という訳で、今月のyhCは7冊出とりますが、一番触れるのが簡単なコイツから一つ。

以前出ていたメディアワークス版2冊組を全3冊に再構成…という事なんですが、あんまり目立つ部分に修正は入っておらず(2巻末後書きにその旨記載ありますな)、単にカバー下のおまけページ(3巻×表1・4→全6ページ)が追加されただけに留まっております(一応後日談にあたる、ようです)。某あずまんが大王が『あんな事』になってしまっているのを見るに付け下手にイヂられるのも辛いんですが、元々そんな厚い本でもなかったんで、そのまま2冊組でも良かったような気がしますが、そこはそれ大人の事情って奴なんでしょう。

ストーリー的には既に何度も触れてますんでとやかくいいません。MW版持ってる人が買い直す価値があるかどうかと云われれば疑問も沸きますが、その辺は個々の事情と相談してみてください。管理者は”yhCは問答無用で買う”事にしてるんで、あんまり悩みませんでしたが。


愛百合女学院へようこそ(成田空子・フランス書院ティアラ文庫)

毎度お馴染みアマゾン連鎖お奨め物件です。出版社見れば大方の予想は付きそうですが、ところがぎっちょんちょん、新規発足の少女向けエロ小説レーベルの創刊タイトルの一つ、だそうです。この手の企画は毎回立ち上がってはBL勢に押し潰されていくというのがパターンなんですが、さてどうなる事やら、と出版側の事情は私には良く判らないんで置いておくとして、早速内容の方を。

”全寮制の女学院に進学したアメリカ帰りの女子高生・苺。厳格な校風やらややこしいしきたりやらを全然理解しないままに入学してしまった彼女は、入学早々学校側及び自治組織と対立する羽目に。そして、彼女らの長である美貌の生徒会長・愛羅にも目を付けられてしまった彼女なのだが、愛羅に『目を付けられる』というのは全く逆方向の意味で…”といった感じで始まるこの話、何もしらない子猫ちゃん(笑)が閉鎖された女だらけの空間に蔓延る『闇』の部分に引きずりこまれ、めくるめく愛のフェスタを体験する、といえば、それこそ「エスカレーション」の時代(以前)から綿々と受け継がれる女子校エスねたの定番パターンなんですが、それをどう料理するかが各作者の腕の見せ所、という訳です。

…なんですが、正直なんといいましょうか。一番痛かったのは『女子校の王子様』である筈の愛羅が全然機能していない事だと思います せめてカッコいいところとアレなところのギャップだけでもちゃんと描写されてれば良かったんでしょうが、それがない為に単なる変質者にしか見えないってのが。その上、絵的に見せられない以上注意を払わないといけない筈の口調がニューハーフのお姉さんみたいなのがなぁ。ヒロイン自体もなんつーか感情移入を妨げるばかりのアレっぷりな上、脇を固めるライバルキャラも駄目駄目で、ニントモカントモ。エロ描写の方も一方的に過ぎ、『相討ち(笑)』を至上とする管理者にとってはクるものがあまりありませんでした。というか、相手が同性なだけの”強○されてハッピーエンド(by中里氏)”なストーリーってのはどうよ?

まだレーベルとして始まったばかりで、今後の事を考えれば売れてくれるに越した事は無いんですが、じゃあこれが売れてしまっていいのか?と云われるとちょっと考え込んでしまいます。読む人によって受ける印象は違うでしょうから、一概にNGとは云えませんが(少なくとも♂は出てきませんし)、うーむ。


クリムゾングレイヴ・5巻(三宅大志・角川書店Cエース)

本編の方はデビルマン過去編が続いておりますが、そんな事は正直どーでも良いです。遂に、遂に「伝説の鍛冶屋さん」の巻末収録が始まりました。平綴じ・独立創刊前後のまんがタイムきらら本誌で隔月連載されていたものの、2005年9月を最後に誌面からフェードアウト、そういやどうなったんだろう?と思い始めた矢先に(今は亡き)ドラゴンエイジPureで連載された「クリムゾン〜」にゲストキャラとして登場し始めたという、結構波乱万丈の経緯を辿っております。

まぁきらら系としては標準的な果物ネタであり、そんなにまでして持ち上げるものか?と云われると困ってしまう上、今回収録されたのは導入部の2話だけ、これだけ読んでどうこう云うのもどうかと思うんですが、個人的には非常に嬉しいんで是非とも最後までなんとかして貰いたい所です いやまぁ、素直に雑誌出してきて読めよと云われりゃあその通りなんですが


蜀漢その後・その1

タイトルは限りなく無関係ですが いや、管理者の内面的には意味あるんだけど、多分伝わらない、更新ペースが落ちてるうちに続巻が出てしまい、遥かに旬を過ぎてしまったものや、このページ的にはこのオチはどうよ?というタイトルについてまとめて上げていきます。実質的に「スルー推奨」カテゴリみたいなモンなんで、基本的には無視していただければと。

・テレパシー少女蘭・8巻(い−だ俊嗣・講談社シリウスKC)

原作5巻でこれにて打ち止め、との事です。結局3巻の甘噛み、4巻の相互ファーストキス(多分)以上の肉体的接触イベントは発生せず(笑)、そーいう意味ではあんまり嬉しくない結果といえましょうが、個人的には蘭を前にした時だけ見せる翠の無防備っぷりは十二分に美味しいシチュエーションでしたんで、まぁ良かったとしときます。原作の方は9巻まで出てますんで、のんびり味わいつつ消化していきたいと思っとります。まぁ例によって買ってはあるんだけどね(馬鹿)。

・世界樹の迷宮II・下巻(FLIPFLOPs・一迅社REXC)

最近更新ペースが落ちた原因の1つは、ついつい「世界樹1」を再開してしまった事にあるのですが(アレですな、某やる夫世界樹の影響ですわ)、それの2のコミカライズ版…の後半部です。得てして劇中で仲間を集めていくタイプの話(「里見八犬伝」とかその元ネタの「水滸伝」とか)では、メンバーに加わったとたんにキャラが空気になってしまうという問題が起こりがちなんですが 「東京ミュウミュウ」なんか顕著でしたな、って物凄く例が悪い気もしますが気にしない、コレのツンデレカースメイカー(呪術師)・ブルーレインもそんな感じの扱いになってしまったような気がします 5人いる上に主人公のマナリィだってレインばっかり見てる訳にもイカン訳で、仕方ないっていえば仕方ないんだけどさ。それに、終盤でマナリィとレインが二人きりになって云々という展開がある分、この手の話としてはマシなのかも知れませんけど。ストーリー自体は結構面白かったんで、あんまり果物果物いわずに読むべきだったかも知れません。上巻の時に書いた通り、ノリがどうにも世界樹っぽくない(死んだらそれっきり、って訳じゃないしな。巻き戻されるだけで)ってのはありますけど。

・ミカるんX・3巻(高遠るい・秋田書店チャンピオンREDC)

相変わらず血生臭い事この上ない二少女合身ウルトラマンAも中盤に差し掛かってまいりました。まぁなんつーか、ニセ主人公が悪行の限り(但し性的に)を尽くして云々かんぬんとか、地球先住民族とか円谷特撮ではお馴染みのネタを散りばめつつ話は進んでいるんですが、果物的には今巻は一休みといった印象はあります。ドラマCDを皮切りに色々メディアミックスの話もありますが、さてどうしたものやら。

・女子大のオキテ・2巻(法田恵・双葉社アクションC)

まぁ予想はしてた事ではありますが(というか、初手からそーいう話だったよな)、果物キャラでありヒロインでもある葉は里真お姉さま(笑)のアドバイスから♂キャラとの初体験→デレ気味へとステップダウンしていってしまいました(泣)。このページ初期から読んでる人は知っての通り、管理者はこの人については結構評価甘めなんですが、果物ネタとしては阻止臨界点を超えちゃったのは事実ですな(まぁ、直球の果物ネタを描いた事ない人だしね)。つー訳でこっち方面期待なら以後スルーしといてください。

・猫神やおよろず・2巻(FLIPFLOPs・秋田書店チャンピオンREDC)

こっちもドラマCD化ですか(いちご付録版は入手済、セル版も予約済なんでそのうち触れると思いますが)。私ゃ東方系に疎いんで、そちらからの影響についてはなんともいえない作品なんですが、1巻のノー天気極まりない展開から考えると結構シリアスな方向に振ってきた、とは思います。ただまぁこのページ的にはやっぱりルナティックバレンタイン(いちご12号掲載分)でしょう。ただまぁ、某まんが王が煽るほど果物だったかっていうと、ねぇ…この辺は好みが分かれましょう。

・シエル・4巻(イム=ジュヨン・新書館ウィングスC)

あんまりツッこんだ話をするのは色々憚られる(笑)翻訳作品も順調に4巻が登場しました。3巻終盤から続いていたヒロイン・イヴィエンの危機と、それを解決する為に(半ば一方的に)ライバル・ラリエットの採った手段が描かれています。「偶発事故で結ばれてしまった二人の美少女」というシチュはやっぱり美味しいですな。

他にも色々触れないとイカン本もあるんですが、ここで一旦切ります。


コミックアライブ・2009年7月号(コミック誌・メディアファクトリー)

なんか久々にブレン303先生(違う)が描く濡れ場シーンを見たような気がしますが、絵柄大分変わったなぁと思っていたのにそーいうシーンはあんまり変化がなくて安心したやらなんやら。でもこれでちゃんとオンナノコドーシだったら云う事ないんですがね、と、全く無関係に「ジオブリーダーズ」15巻の感想から入りましたが、それはさておくとして本題の方に。

いよいよアニメ化の方も本格始動して、「こんな事してる暇あったらROD書けよ」の声も日増しに高まりつつありますが(笑)、それは漫画描いてる人にはこれっぽっちも関係ないので置いておくとして、いけだたかし「ささめきこと」本編の方は第27話。二年生になっても気づいてしまった本心に揺れ動き続けている汐のターンはまだまだ続きます。みかねた朋絵(女子部設立の張本人で♀恋人アリのガチお嬢)が助け舟を出そうとするのですが、やっぱ彼女の背負ったトラウマはそう簡単にどうにかなるものではなく。そしてここにややこしい後輩2人組が絡んでくる、という展開になるようです。まぁつい最近も「空気の読めない後輩に二人の関係を引っ掻き回される」話について書いた気がするんですが、まぁ定番中の定番ですからね。特になんとなく汐に印象が似ている美少女・恋乃の存在はかなりの波乱を呼びそうです(そもそも空手部は慰労としたのは彼女の方だし)。

そういえば単行本1巻にも触れないまま来てしまいましたが(買ってはいます。まだビニールすら破いてない気もしますが)、草壁レイ「いいなり!!吸血姫」は11話。実は退魔師の血筋だったらしいヒロイン・依紀が、(バイトに都合の良い資格として)正規の退魔師になろうと画策する、といった展開になっております。ここの所直球の果物娘として、ライバルの家系である同級生・ゆいが登場してまして、今月は合否を掛けたツイスターゲームで雌雄を決する事になる訳ですが、さて。

そしてこちらも第11話、士士大介「聖戦テイルズ」はここでサドンデスと相成りました。まぁなんつーか、少女格闘モノを展開するにはちと功夫が足らんかった気がしますな。最後は焔(最初に対峙したツインテ強気娘。まぁヤムチャとか邪武とかあーいう類の人と思っていただければ間違いありません)との『愛の』合体攻撃がラスボスに炸裂して終了と相成りましたが(どう『愛の』なのかは気になる人は読んでみてください)、やっぱり色々食い足りなかったかなと思わんでもないです(やっぱりキャラ多くして風呂敷広げすぎたのでは)。


ふおんコネクト・3巻(ざら・芳文社まんがタイムKRC)

巷では何だか色々小煩い事になっておりますが、”「きらら本誌」の看板”は現状コレとクロに決まっているだろう常識的に考えて いや、どっちも萌え4コマ誌の看板としてはどうよ、という気はせんでもありませんが。という事で待望の3巻です。

3巻表紙は血の繋がらない姉・交流(あける)に懸想する平凡娘・通果(みちか)となっており、冒頭カラーと後半部の描き下ろしで、二人の最初の出会いを描いております(実はその一方で主人公・ふおんとも出会っていた訳ですが。つーかお前も実は国籍不明なんか?>ふおん)。完璧超人の上に無防備極まりない美貌の姉を持った元カギっ子という事で、どっちかというと母性を求めているだけなような気もする彼女ですが、実の母親も結構な危険人物なんで(…ペド?)、まぁ血筋の問題なのかも知れません。


コンプエース・2009年7月号(コミック誌・角川書店)

乱立し過ぎで最早なんだか判らない角川系ヲタ向けコミック誌の一つです。単行本で追っている作品は幾つかあるんですが、今まで購入した事はありませんでした、が、流石に買わん訳にもイカンので買うてきました。

理由は表紙見れば一目瞭然、藤真拓哉「魔法少女リリカルなのはViVid」です。”JS事件から四年。なのはとフェイトの娘・ヴィヴィオも、事件後に入学したザンクトヒルデ魔法学院の初等科4年生となっていた。ようやく母親達の許可の元にオリジナルデバイスを受け取り、魔法少女への道を驀進中の彼女だが、世間ではまたぞろ古代ベルカ絡みと思われる事件が発生していて…”といった感じで始まったこの話、年代的には「サウンドステージX 犯人はヤス」の1年後、娘タイプ連載のForceの2年前という事になります(なのはさん23歳)。でまぁ内容の方なんですが、個人的には”未だにヴィヴィオはフェイトをフェイトママと呼んでいる”事でもう全て許してしまおうかと思っております なんつーか、StrikerS終了後にこの辺について色々ブレた発言があったからなぁ。「親戚のお姉さんみたいな位置づけに落ち着いた」とか。都築氏の「もう少しゆるめの」物語という発言やら、魔法少女ネタでは定番中の定番「大人化する魔法」が遂に実装された(そうか?)など、まぁ気楽に読める話になってれば良いかなと思ってはいます。…ただまぁ、やっぱり作画には云いたい事が山ほどあります コピペのような同じアングル連発やら、無意味なパンチラやら… 。そりゃまぁ「昔の人とまだ比べている(by山口百恵)」のも大人げないたぁ思うんですがね。やっぱ素直に長谷川氏で良かったような…。

他は…最初に書いた通りこの雑誌買うの初めてなんですが、色んな意味で凄い事になってますな(新居さとしはこんな所に居たのか…)。この調子だとしばらく付き合う羽目になりそうなんで、おいおいチェック入れて行こうかと思います。

 


コミック電撃大王・2009年7月号(コミック誌・アスキーメディアワークス)

”「一人勝ちはつまらない」とか抜かしつつ、一人勝ちでないと採算合わない”という○○な会社から金貰って宣伝漫画描かざるを得ない状況ってのは難儀だなぁとは思いますが、それはそれとして(そこは『満足度』じゃなくて『感動度』って云わないと駄目だろうJk)。購入再開二ヶ月目にして極大ダメージを食らう羽目になった今月の電撃大王です。

理由はまぁ明白かと思いますが、海藍「トリコロ」の”二つの重大発表”についてです(先月号段階では個人的に壮絶に甘い予測をしてたんですが…なんぼなんでも再開直後でトばさねぇだろう、と)。既にそこらで記載があるかと思いますんでネタバレ上等で書きますが”「トリコロ不定期連載へ」「かわりに特ダネ三面キャプターズが連載」の二つ”だそうです。嗚呼、こりゃ駄目だ…今月号は目の表現が時々おかしかったりと、読み進めるうちに嫌な予感はひしひしとしてたんですが、最悪一歩手前位の結果となってしまいました。三キャプが嫌いな訳じゃないけど、アレはフツーの♂♀ネタなんだよな(アレがフツーと云えるかどうかは不明ですが)。

「超電磁砲」辺りの既知作品の他、乃花タツ「ホーロロギオン」まいたけ「大奥チャカポン」といった関連作品も沢山あるんですが、これでは今後継続して購入するのは難しそうです(”載ったという話を聞いたら買う”程度が限界だなぁ…)。他に買わんといかん雑誌も増えたんで、次号以降は様子見とさせて頂きます。


みんなミュージカル!(アサイ・双葉社アクションCHighブランド)

帯に釣られて購入してみました。在野のWeb漫画からのコミック化、だそうです。そういえば同人誌一本釣りしてコミック化してた司書房は逝ってしまったっけなぁ…などと、縁起でもない書き出しから始めてみますが、別に他意はありません。

いわゆる”オールガール風味(あくまで風味、であって、♂キャラは登場します)学園日常萌え4コマ”に分類される当作品、本当に『萌え』なのかどうかはちょっと脇に置いておくとして、ノリとしては「(奥歯にモノが挟まった症候群でお馴染みの)教艦ASTRO」辺りを思い起こす作品となっとります。

果物的なフックとしては、遺伝子だけアメリカ人(生まれも育ちも名古屋人)の金髪碧眼ヘタレ転校生・エリスが挙げられます。転校早々ヤンキー(笑)にシめられて居た所を眼鏡委員長(でも馬鹿)・理恵に助けられた事から豪快にフラグをオッたててしまった彼女なんですが、何せ理恵には決まった♂(体験済)が居る為、実らない恋心をブン回すだけに終始しております。まぁ、それ以前の問題として、この手の漫画では果物娘はデフォルトなんで、いまさらどうこういっても仕方ないんでしょうけど。

ただまぁ、全般的に♂キャラの登場度が高い事もあり、きらら系に比べると果物度は低めだと思います。ネット上で読める話なんで、興味ある方はそっちを確認してみてください。くだくだ云うよりその方が早いと思われます。