会社で読めたんで(読むなよ)2冊目行きます。 ”減りすぎた人口を回復すべく、婚姻が強制され、同性はおろか異性との恋愛もタブーとされた世界に生きる少女・ジョーゼット。両親に捨てられ、城で働く彼女は、王の第三王妃候補として迎えられた美少女・デェリアナ付きのメイドに任じられる。境遇に反発してか周囲との軋轢が絶えないデェリアナに、何度も拒絶されるジョーゼットだったが…”といった感じで始まるこの話、”孤独な少女がノーテンキ娘に惹かれて行く”という、オーソドックスな果物ネタとなっております(基本線は「マリア様」1巻を思い出して頂ければそう間違ってはいません)。 舞台設定が意味不明 戦争で減った人口を増やそうってんなら一夫一婦+離婚不可制では絶対駄目だろう常識的に考えてな上に、その設定がかけらも役に立っておらず 単に「意に沿わぬ結婚を強いられたお嬢様と、彼女の心を開くメイド娘の恋物語」で良くないか?、思わせぶりに出てきたサブキャラもまるで機能していない 一体全体何したかったんだ>♂婚約者等々、色々気になる所がありまして、どうもすっきりしません…というか、個人的に”後日談を考えた時に、どうやっても『その後二人は幸せに暮らしました』という情景が思い浮かばない”ってのが一番辛い所でして 世間知らずのお嬢と使用人の逃避行だからなぁ…。現代の学生ネタならともかく、このままだと野垂れ死にか心中ネタしか思い浮かばん。せめて何か生計を立てられるような芸持たせてくれてれば良かったんですが。 あんまり細かい事云うても始まらないんですが、「百合小説」レーベルを謳われてしまってはそうそう甘い意見ばっかり書いても仕方ないんで、今後もこのレーベルに関してはちと辛口で行こうかと思います。
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